エリア:神奈川県藤沢市
訪問日:2023年9月12日(火曜日)
きっかけ
前週、東京都青梅市の「Ramen Feel」さんにおじゃましたとき、レジで精算し終えた段階で、女性スタッフのかたから、どこから来られたか聞かれて、藤沢から来たと伝えたところ、このお店を紹介していただきました。このお店のお名前は、以前から知ってはいましたが、まだ、行ったことがなく、自宅から車で10分くらいのところにあるため、思い立って今日訪ねてみました。
訪問
平日の11:00過ぎに訪問しました。車で向かい、開店まもなくでしたが、外に3名ほど並んでいました。周辺のコインパーキングを探しましたが、そもそもコインパーキングの数が少なく、あってもすでに満車で、100mほど離れた大型のパーキングに停めて、お店に向かいました。結果、お店に着いたのが11:30頃となりましたが、その時点で、1名並んでいる状況でした。私たちが3名連れでしたので、後から並んだかたを先に案内したりして、10分ちょっとで店内に案内されました。
店内は、奥に3人掛けのテーブルとカウンター3名分、手前側左手の厨房に面してカウンター5名分と、計11席と意外と少ない席数でした。藤沢駅に近い関係か、会社員のグループのかたたちと、一人で来られているかたたちが混在しています。お一人で来られている女性のかたもいました。
券売機で、チケットを購入して、厨房に面したカウンター席に座りました。ところどころに冷水用のジャグが置いてあり、お水はセルフとなっていました。カウンター席には、カウンター越しに時折り、魚介系のだしのいい香りがただよってきます。
注文したもの
特製白醤油(税込1,350円)を細麺で頼みました。麺は、食券を渡す時に、細麺か少し太めの手揉み麺かを聞かれます。券売機には、おすすめは手揉み麺と書かれていました。
チケットを渡し、注文してから5分ほどでカウンター越しに届けられました。まず、透き通ったスープ、細めのストレート麺と大判の巻いてある豚ばらチャーシューが目に飛び込んできました。大判の豚ばらチャーシューの下にも何枚かのチャーシューがのぞいています。香りは、先ほどからカウンター越しに漂っていた、かつお節かと思われる魚介系の出汁の香りがします。
スープは、脂が多少浮かんでしますが、一口すすってみると、意外と脂っこさがないタイプです。ですが、味はしっかりしていて、醤油の香ばしさよりも塩味がたった、どちらかというととがった味に感じられました。その塩味が魚介系の出汁によくあっているように思われます。魚介の臭みがほとんどなく、雑味を感じさせない飲みやすいスープで、細麺との相性もとてもいいように感じました。
連れの一人は、特製醤油を頼み、少しスープを飲ましてもらいましたが、まったく性格の違うスープでした。醤油の香ばしさが前面にたち、微かな甘みがスープ全体をまろやかにしています。こちらのスープは魚介系の風味は感じられず、しいたけや野菜の出汁と思われる風味がまろやかにしているのかも知れません。
らぁめんが届いてから、写真をたくさん撮ったためか、細麺が少し伸びたかも知れませんが、少し柔らかめに感じられました。それでも、透明なスープと細麺好きな私にとって、しっかりした味のスープに細麺が絡み、喉ごしの良さも相まって、とてもおいしくいただけました。このスープと少し太めの手揉み麺との組み合わせもぜひ試してみたいと思いました。
大判の豚バラチャーシューの下に隠れているチャーシュー類を並べてみました。種類は、大判の豚ばら、短冊状の豚ばら、豚ももが2枚、鶏むね肉だったと思います。チャーシュー類全てが、低温調理のようで、全てがとても柔らかく、スープをじゃましない薄味に仕上げられています。薄味かげんがしっかりとしたスープの味によくあっているように思います。特に、短冊状の豚ばらチャーシューは、トロトロで口に入れると溶けていくように感じます。この一杯は、これらチャーシューをおいしく食べるためのようにさえ思えます。
味玉もメンマも薄味に仕上げられ、こちらもスープのじゃまをしていません。
また食べたい度(個人的な感想)
とてもおいしくいただけました。また食べたい度は『◎』です。
私は、あまり醤油ラーメンを食べませんが、こちらの醤油らぁめんを一度食べてみたいと思いました。また、手揉み麺も試してみたいと思います。ごちそうさまでした。
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