エリア:東京都西多摩郡奥多摩町
訪問日:2023年11月21日(火曜日)
きっかけ
このお店は、テレビ東京系列のドラマ「絶メシロード」のseason1のepisode11で放送されました。ドラマではご夫婦でお店を切り盛りしていて、地元の食材を使った定食などを提供しているようです。東京都の最西端のお店ということで、奥多摩湖の湖畔にあり、数百メートル西へ進むと山梨県との都県境にある橋があります。この日、少し遅めの紅葉を見に奥多摩湖を訪ずれた際に、昼食を食べに寄ってみました。
訪問
奥多摩湖の紅葉の盛りを少し過ぎた時期の平日正午少し前に訪ねました。青梅街道を小河内ダムまで進み、そこから湖畔をさらに10分ほど山梨県方面に進んだところにあります。お店は、青梅街道の右側にあり、そのすぐ手前の左側に駐車場があります。駐車場は全部で7〜8台分湖に沿ってあり、到着した時には2台分ほどの空きがあったためすぐに駐車できました。お店の少し先には、同じように湖に沿って公営の駐車場があります。
平日のお昼少し前11:40頃の到着とはいえ、紅葉の時期でもあり、駐車場にはすんなり停められましたが、お店には前のグループがちょうど入ったところで満席になったみたいで、お店の前のベンチで10分ほど待って案内されました。
お店に入ってすぐ右側の壁に「絶メシロード」と「鶴瓶の家族に乾杯」のポスターやこの店を訪れたタレントの皆さんの色紙が貼ってありました。「絶メシロード」の主人公の濱津隆之さんの色紙もありました。ドラマ「絶メシロード」でご夫婦お二人で営業している設定になっていましたが、この日厨房にはもう一人若い女性のかたの姿もありました。ドラマで主人公はとろろ定食を食べていて、地元で採れたとろろが人気のようです。ドラマでもコミカルにジブリの「となりのトトロ(とろろ)」をパロった表現がありました。地元の食肉卸業者の下田畜産から仕入れた豚肉を揚げたてで作るカツ丼も人気のようです。
注文したもの
とろろめし定食、そば定食、かつ丼のどれかにするか迷いましたが、「そば定食」(税込1,250円)にとろろ(税込200円)を付けて頼みました。注文しておよそ10分くらいで注文したものが届きました。
そば定食には、地元の山で採れたものを手作りした小鉢が漬物を含めて6皿付いていました。いずれもしみじみとした優しい小鉢で、特に刺身こんにゃくは特筆すべきものがあります。こんなにみずみずしいこんにゃくを今まで食べたことがありません。これはほんとうにおすすめです。ゆずの風味が効いた酢味噌との相性も抜群です。追加で頼んだとろろも、おそらく地元の山で採れた自然薯だと思いますが、ねばりがすごく、半分をそばのつけ汁に、半分を醤油をたらしてからご飯にかけて食べましたが、こちらもとてもおいしいものでした。
こんなにみずみずしい刺身こんにゃくは今まで食べたことがないなあ!
とても気に入ってしまいました!
また食べたい度(個人的な感想)
おそば自体はごく普通のものでしたが、刺身こんにゃくをはじめとする小鉢類ととろろはとてもおいしくいただけました。また食べたい度「◎」です。
留浦浮橋
島勝の道路をはさんで湖畔を下りたところに「留浦浮橋」があります。留浦は「とずら」と呼ぶらしいです。紅葉も見頃を少し過ぎたようですが、湖畔に下りてみました。もちろん、車もお店の駐車場から公営の駐車場に移動してからです。いちょうの黄色がちょうど見頃でした。浮橋に乗って、湖面を見るとたくさんの稚魚が泳いでいました。やまめでも養殖しているのかも知れません。浮橋は奥多摩湖の対岸まで渡れます。奥多摩湖もこの辺りまで来ると対岸まで50メートルちょっとという感じでした。
奥多摩湖
青梅街道を青梅方面から島勝に向かう途中、小河内ダムに寄ってみました。東京都内とは思えない、自然豊かで雄大な人造湖の景色は遅めの紅葉時期でもあり、とてもいやされました。
運転中で写真には収められませんでしたが、山梨県との都県境の橋を越えて、しばらく進んだところで、道路ばたに十数匹の野生の猿に出会いました。中には、車道の中にいる猿もいて、スピードを落として慎重に避けて通りました。
こんなところで野生の猿に出会えるとは思ってもいなかったなあ!
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