エリア:山梨県富士吉田市
訪問日:2023年9月19日(火曜日)
きっかけ
こちらのお店は、テレビ東京系「絶メシロード」のseason1、episode1で放送されたお店で、放送を観てすごくインパクトがあったお店です。ぜひ訪問したいと思っていたため、ここを目的に訪ねてみました。
この番組は、フィクションではありますが、しっかりとした取材をもとに、「絶メシ(絶滅してしまいそうな絶品メシ)」を描いているそうです。このお店はその外観、内装、雰囲気、お店が持つ事情、全てが私にとってすてきなものでした。
訪問
営業時間は10:30〜14:00となりますが、閉店時間の10分ほど前に到着しました。ナビでの案内で、幹線道路から住宅街の細い道に入り、さらに進むと富士急行大月線の車1台がやっと通れるガードをくぐり(番組でもこのガードを通る様子が映っています)、そこを左折するとお店などありそうもない様子になってきます。不安になったところで、ナビの「目的地に到着しました」との案内があり、周りを見渡してようやくこのお店を発見しました。駐車場はかなり広く、先客3台の車が到着時に駐車してありました。
ナビで目的地設定して行かないとたどり着けないようなところだったなあ
ドラマでも紹介されていましたが、このレプリカ人形が、このお店を開いた「たかちゃん」とのことです。現在お店を切り盛りしているのは、別の女性のかたで一人でやっていました。
入り口を入ると、狭い玄関たたきと上りかまちがあり、靴を脱いで、座敷に上がります。たまたま、ドラマの主人公が座った席が空いていたので、そちらに座りました。
お水は、カウンター脇の冷蔵ショーケース上にコップがあり、カウンターの冷水機でのセルフサービスとなります。テーブルごとにテーブルNo.が記載された注文書が置いてあり、それに注文を記入して、カウンターへ持って行って、注文をします。
注文したもの
ドラマで主人公が食べた肉うどんを大盛にして注文しました(税込550円)。注文してすぐ、5分もかからずに女性の店主から「4番できました!」を声を掛けられ、カウンターへ取りに行きます。連れは普通サイズを注文しましたが、大盛はどんぶり自体がひと回り大きく、倍近くの量に思えました。
4番とはテーブルナンバーで、注文書にもあらかじめ書かれていたなあ!
まず、汁をすすると、白味噌仕立ての少し甘さのあるものです。どちらかというと私にとっては少しさっぱり目に感じ、しぐれっぽく甘辛く濃いめの味付けの肉(馬肉らしい)との相性もよいと思います。ざくぎりキャベツを茹でたものもトッピングとしてのっていますが、うすく下味をつけているようで、こちらも肉やうどんに合っているように思います。手打ちのうどんも少しやわらかめではありますが、適度なこしがあり、太めのふぞろいなうどんは、ほうとうみたいでもあります。なかなかおいしい一杯です。
テーブルには、唐辛子のすりだねや天かす、七味唐辛子が置いてあり、途中で追加して、飽きることなく食べ進みました。
また食べたい度(個人的な感想)
シンプルで素朴な1杯ですが、普通サイズ450円はとても高いコストパフォーマンスに思えます。また食べたい度は『◎』です。
たいへんおいしくいただけました。ごちそうさまです。こちら方面を訪ねた際には、ぜひまた立ち寄ってみたいを思います。なんとなく応援したいお店です。
とても暑い日だったので、冷しうどんにしても良かったかも?
トピック
「食べログ うどん EAST 百名店 2020」に選出されたみたいです。また、テレビなどの取材もいくつか受けているようで、壁には色紙などが貼られていました。
富士見バイパス
この店を出て、忍野八海に向かう道路(国道139号線)を進み、富士見バイパス(同じく国道139号線)に入りました。この日は晴れていたものの富士山は雲に覆われていて、その姿を拝むことができませんでした。雲がかかっていなければ、富士見バイパスの進行方向正面に雄大な富士山がそびえていたはずです。とても残念でした。
なお、この道路に設置されている信号機の上には全てに富士山の飾りがついていました。
正面の雲の向こうには、眼前に雄大な富士山がそびえているはずだが…
国道139号線は、富士見バイパスにつながっていますが、旧道の国道139号線にも途中で分岐しています。その旧道を進んでいくと、かの有名な富士みち(本町通り)につながります。こちらでは、趣のある商店街の正面、眼前に迫る富士山の勇姿が写真に撮れる場所として有名なところのようです。
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