エリア:神奈川県中郡二宮町
訪問日:2024年1月4日(木曜日)
きっかけ
2021年7月16日に放送された『孤独のグルメ』season9、第2話で、主人公の「井之頭五郎」さんが商談先に向かう前、1時間ばかりの余裕があったので、たまった仕事をこなすために飛び込んだお店がここです。
五郎さん、メニューを見て、目に飛び込んできたのが、自分で中身を選んで組み立てるオリジナルパフェ。2,430通りの組み合わせがある中から選ぶのに、仕事どころではなくなり、悩んだあげくお店のかたに紙とボールペンを借りて、あみだくじでようやく決めた五郎さん。
選んだパフェに満足して食べているところに、後から入ってきたママと小さな女の子。メニューを見て、間髪を入れずに、パフェの組み合わせを決めた女の子に、ママが一言、「決めるの早いんだね!」。それに対して、女の子、「こういうのはね!悩んじゃいけないんだよ!」ときっぱり。それを聞いた五郎さん、口に運んでいたコーヒーを吹き出しそうになり、心の中で一言、「おみそれしました!」。
このシーンは思わず「クスッ」としたなあ!
ここでのオリジナルパフェは、ドラマ最後の「ふらっとQusumi」で原作者久住さんもオリジナルパフェを食べました。二人の組み合わせは以下のとおりです。
(オリジナルパフェの具材は、季節や時期により変更となります。)
「孤独のグルメ」の、この放送回の内容はこちら👇
「孤独のグルメ」の、この放送回のストーリーとお店からのお知らせはこちら👇
2023年1月に投稿された「地域NEWS号外ネット」さんの実食レポートです。
2021年7月に投稿された「孤独のグルメ情報WEB」さんの実食レポートです。
少し古いのですが、2019年4月に投稿された「るるぶ&MORE」さんのサイトでオリジナルパフェとコーヒーについて詳しく実食レポートされています。
お店の情報
お店の公式サイトが見つかりませんでしたので、2022年9月投稿の「湘南人」さんのサイトをご覧になってください。ご夫婦お二人でお店を切り盛りしていますので、注文を受けてから、料理などができあがるまで、ある程度時間がかかります。訪れる際には時間的な余裕をもって訪問することをお勧めします。
店名 | 軽食喫茶 山小屋 |
住所 | 神奈川県中郡二宮町二宮222 |
TEL | 0463-72-4941 |
営業時間 | 11:30〜21:00 (L.O.20:00) |
定休日 | 火・水曜日 |
支払方法 | 現金のみ |
店内は禁煙となります。お店の外で入り口脇にある木製のベンチのところに灰皿を置いてありますので、そこで喫煙できますが、入店待ちのかたがベンチに座っていると、喫煙しにくいと思います。
訪問
この日、「孤独のグルメ」の同じ回で放送された「にしけん」さんへお昼ごはんを食べに向かいましたが、まだ、お正月休みのようでした。急遽、後で訪問することにしていたこちらのお店でお昼ごはんを食べに向かうことにしました。
お店は、JR東海道線・二宮駅南口から徒歩で1〜2分ほど。でも、路地裏にあるので、少しわかりにくいかも知れません。
駅から極至近だけど道路に面していないので分かりにくいかも…
駐車場はありませんが、駅南口のロータリーの真ん中にコインパーキングがあります。他にも駅近くにコインパーキングがあります。ロータリーの中のコインパーキングに車を停めましたが、そこは、6時間までの最大料金設定がありましたので、時間を気にせずに停められました。
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コインパーキングに車を停めて、お店に着いたのは13:15ほどでした。外には待っているかたがいませんでしたので、ドアを開けて店内に入ろうとしましたが、満席とのことでした。外で、待っていていいかを確認して、お店の外の入り口脇にあるベンチに座って待ちました。待っている間に2組のかたが来て、新たに並んでいました。
およそ15分ほど待って、お店のかたから店内へ案内されました。店内には、4人掛けのテーブルが4つとカウンターに5席くらいありました。
お店の中は、山小屋風でいろいろなものが雑然と置いてあったり、掲示されたりしていて、なんとなくノスタルジックで落ち着いた雰囲気でした。昭和レトロの喫茶店という感じです。
お店のトイレの中には、往年の「オードリー・ヘプバーン」の写真がたくさん貼られていました。「ローマの休日」でのショートカットのヘプバーンはほんとうにすてきです。
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メニュー
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食べログのメニュー写真のページもご紹介しておきます。
注文したもの
なんとかランチタイムに間に合ったので、「ハンバーグと焼肉のよくばり定食」(税込1,200円)を注文しました。ランチタイムは、ご夫婦お二人で切り盛りするのがたいへんそうで、注文してからできあがるまでに20分ほどかかりました。ランチタイムは、デザート類の提供が難しい旨、メニューにも記載があります。
価格は訪問日時点のものです!
ボリューム的には少し物足りないものでしたが、味はとても優しい味付けで、長年地元のかたに支持されていることがうかがえます。ハンバーグはとてもやわらかくてジューシーです。焼肉の味付けも優しいものではあるもののごはんによく合う味付けでした。サラダもドレッシングの味が好きなタイプでしたので、おいしくいただけました。
ランチセットに付いているコーヒーも、カウンター向こうにあるサイフォンで丁寧に淹れたもので、とてもおいしくいただけました。
食事を終えた後、一旦お店を出て、店内に掲示されていたポスターで紹介されていた「吾妻山公園」へ歩いて上りました。天気もよく山頂の公園で360度のパノラマと見頃となっていた菜の花を楽しんだ後、山を下りて、再度、山小屋へ向かいました。当初の目的だった「オリジナルパフェ」を食べるためです。
メニューを見て、オリジナルパフェの組み合わせを考えて、次の組み合わせで注文しました。私は「いちごづくし」、同行者は「りんごとピスタチオ」をそれぞれテーマにしました。オリジナルパフェは、どの組み合わせでも税込900円です。それに、アメリカンコーヒー(税込500円)も注文しました。
注文してから10分もかからずにできあがりました。オリジナルパフェは、けっこう見ためのボリュームがあります。フルーツも生(フレッシュ)のものを使うのがこだわりのようで、そこもおいしさのポイントだと思います。盛り付けも豪華でありながら、繊細で、それもおいしさを引き立てているように思います。
コーヒーも今回は、アメリカンコーヒーを頼みましたが、ほんとうに久しぶりにおいしくて、飲みやすいアメリカンコーヒーに出会えたと思いました。
また食べたい度(個人的な感想)
とてもおいしく、また、楽しく、いただけました。また食べたい度は『◎』です。
夕方、二度目に訪ねた時には、マスターも奥さまも気さくに声を掛けていただき、とても、うれしく思いました。
吾妻山公園
山小屋の店内に、「菜の花ウォッチング2024」のポスターが貼ってありました。10日ほど早くはありましたが、もう菜の花の見頃になっていると思い、上ってみました。お昼ごはんを食べたのちに、また、山小屋に戻って、オリジナルパフェを食べることを決めていたので、コインパーキングに車をとめたまま、歩いて、吾妻山公園を目指しました。公園の入り口は、駅の反対側から徒歩で5分ほどのところにありました。
入り口から、結構急な階段を上り始め、標高差100メートルほどを、20分ほどかけてなんとか上りきりますと、山頂では360度のパノラマが広がっていました。天気もよく、富士山も伊豆半島も、遠くは伊豆大島までよく見ることができました。菜の花もすでに見頃を迎えていて、すてきなひとときを過ごせました。
駅周辺は、木々が大きくざわめくくらいの強風でしたが、吾妻山公園の山頂付近だけは、全くの無風で、日差しも暖かく、快適に過ごせました。
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